手術が終わりICUから大部屋に移って3日が過ぎました
人工血管が体に馴染み熱も下がり体調が戻りつつあるのを感じてきます
ただまだまだ体を起こしたり寝たりする際には 腹筋に力が入ってしまい毎回激痛が走ったりしています
腹筋も切ったんだから1週間程度で痛みが収まらないのは当然といえば当然の話です
- 5:30 採血 毎度起床時刻の前に血を採られます
- 6:00 起床 検診
- 7:30 朝食 薬
- 7:45 朝の回診 先生方が登場
明日手術した血管の部分を造影CTで検査して状態を確認するとのこと
- 8:00 造影CT同意書サイン
造影剤による反応で体調悪くなる可能性やアレルギーの可能性もあるので毎回同意書にサイン
- 8:30 お通じ 両手程度 快調に腸が働いてくれています
- 10:00 おくすり説明
腸の働きを良くする薬と便を柔らかくする薬の2種類に変更
- 12:00 昼食
- 13:30 レントゲン
検査の時刻は大まかには伝えられていますが時間が前後することが多く大体いきなり呼び出しがかかります
なのでその日の検査の予定が終わるまでは大人しく病室にいるのが無難かなと思います
少しは出歩いて運動したいのですが
今日も早めに呼び出しがかかって看護師さんが車椅子でレントゲン室まで連れて行ってくれました
ただ私の他にもう1名同時に呼ばれたらしく車椅子2台の患者を同時に運ぶという技を見せてくれました
レントゲン室は病室とは階が違うのでエレベーターの乗り降りもあったりします
そんな重労働を毎日こなすは若い女性の看護師さん
パワフルな彼女たちに頭が上がりません
- 14:00 歩行練習
レントゲン検査から戻ってきたその足で本日の歩行練習
先週のコースを途中休憩も挟みながら2周
歩く距離も長くなってきて背筋も伸び歩く姿勢も良くなってきている
- 17:45 夕方の回診
- 18:00 夕食
- 21:00 消灯
- 朝食 763kcal/塩2.1g
全がゆから普通のご飯に そして味噌汁に具が入ってました!かなりうれしい
ご飯の粒の噛みごたえとモトモチ食感が懐かしい
昼食 925kcal/塩1.9g
スパニッシュオムレツがボリューミーでスープとサラダ付き
アイスクリームにリンゴのコンポートを乗せて甘いデザートも完成
病室にいながら充実ランチ
- 夕食 815kcal/塩2.1g
きんぴらごぼうが出てくるあたり食物繊維たっぷり
噛みごたえがあるとご飯を食べてる感が倍増です
今日は3食デザートが付いてて大満足
○雑談
入院で大部屋にいるとはいえ同じ部屋でもとなりにいる患者さんとは挨拶するくらいで雑談するなんてことはほぼありません
コロナ感染の予防の観点でもおしゃべりしずらい状況でもあります
そんな訳で検診に来る看護師さんと話するのは楽しみだったりします
ただ検診に来る看護師さんは他の患者さんも回らないといけないので忙しく長くかまっていられません
そんな中でリハビリの看護師さんはマンツーマンで歩きながら付き添って観てくれるので割と雑談ができる時間となります
そこでの雑談で「ドクターの先生方ってホントすごいですよね」って話になりました
私はこれまで入院したこともなくテレビドラマなどで目にする手術シーンや一人の患者にフォーカスしたストーリーのイメージしか無く今回の入院でドクターという職業のほんの一部を理解することができた気がします
というのも入院してると先生方の忙しさを目の当たりにすることができるからです
以前にもお話しましたが朝早く病院に来て7時には検診で得た全患者の体調を確認しなくてはいけません
そして7時以降の朝の回診で患者一人一人の体調を自身でも確認し看護師に適切な指示を与えなければいけません
患者も大勢いるので一人に当てられる時間もわずか1〜2分で判断しなければいけません
当然夕方の回診でも同様のことが行われます
その後は外来の診察の予約がびっしり詰まっています
その上で手術もあるわけでカンファレンスや手術の準備やらもあるはず
さらに突然の緊急手術の患者も運ばれて来るわけで目が回るほどの忙しさは容易に想像できます
それを命を救うという重大な責任のもとで毎日のようにこなしているのですからまさにスーパーマンだと感じました
その事をリハビリの看護師さんに雑談で話したところその方も同じことを感じているようで
「ドクター達は凄すぎる 私には到底真似できない」と
これには私も全く同感で
「他の職業もそこはそこで大変なことや理不尽なこともあるだろうけどドクターはそれとは違う責任のある仕事ですよね」と
こんな雑談をしながら大人の社会科見学をした気分でした
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