飲食解禁されたといってもね

病院

今日から飲食が許可されます

最初は固形物のない流動食っぽいものだと思いますが、とにかく口から食べ物を入れられるし、水もお茶も飲めるし楽しみでした

がその後に出される食事に困惑するのでした

  • 5:30 朝の検診 ここで飲食許可されたことを伝えられました
  • 7:00 朝食 嚥下食(要はペースト状の食事です)

見ての通り「魚コンソメ」とやらは原形をとどめていないし味も薄い、トマトも塩味もなく喉を通って行かない 何を食べさせられているのやらって感じ

かろうじて味がわかるおかずが味噌スープ(具なし味噌汁)

これは完食するのは苦労するなと

そこで考えたのが、おかずのかけ合わせ

まずは「魚コンソメ」と「トマト」魚のトマトソースがけに見立ててみた

魚に多少味があるのでトマトも食べやすい

次に「味噌スープ」に「トマト」トマトはピューレ状なのでトマト風味噌スープにした

意外といける

以前TVでトマトからはグルタミン酸が出るので出汁になると聞いたことがあり、味噌スープとの合わせ出汁になったようだ

多少の料理の知識でおかずをかけ合わせることでペースト状の病院食を乗り切ることができる(美味しいとは言っていない)

ここを乗り切らないと普通食に戻っていかないので、そういう機会に陥った場合は試す価値はあると思います

  • 8:30 食事をしたからか便が出る
  • 10:00 レントゲン

看護師さんによる車椅子での送り迎え

外来と同じ検査室で撮影するのでそこでは自力で立ったり診察台に寝たりしないといけない

その時に腹筋が普通に痛い

病室の介護用ベッドのように電動で寝る面が動いてくれないのですよ当然

  • 11:30 尿管カテーテル取り外し

入れる時は手術前の麻酔中なので痛みもどうやって入れられたのかわからない

ただ噂で抜く時に痛いって聞いたことがあったのでかなりビクビクしていた

「大きくゆっくり3回深呼吸して〜」

「1・2・3」

でカテーテルを勢いよく引っ張り抜かれた

ヌルヌルヌルっとした変な感覚はあったけど痛くはなかった

なんか異物が取れて変な感じ

これでやっとトイレで用を足せる

  • 12:00 昼食

579kcal/塩1.9g

朝食と同様、見た目と味が比較的一致している洋風シチューを軸に、ツナ野菜とコールスローの合わせ技で食べていく作戦で 完食

今見てもシチューとツナ野菜とコールスローは見た目で区別できないし全然美味しくなさそう

  • 13:30 リハビリ 歩行練習

付き添われて病室のフロアを半周 だんだん背筋伸ばして歩けるようになってきた

傷の痛みもだんだん収まってきているし膝もよく上がって歩けている

脈の異常な上昇も呼吸の大きな乱れもなし

  • 16:30 退院支援計画書サイン

退院までしっかり看護していきますよ、リハビリや退院後の生活や食事の指導もしていきますよって事

  • 18:30 夕食 移行食

843kcal/2.3g

少し固形の食事になってきた これだけでも食べごたえがでてきて嬉しい

ここでも味がしっかり目の「豚肉のオイスターがけ」とその他のおかずを食べていくと、すんなり完食できる

  • 21:00消灯

まだ感染予防の点滴がはずれないので寝てるときに煩わしい

明日は点滴が外せるといいな

○入院に持っていって良かったもの

先割れスプーン

これ結構重要だと思っている

入院前の説明で「自分のお箸やスプーン、フォークを持ってきてくださいね」と言われる

が、それぞれ持っていっても正直使いづらいのです

というのも、だいたい腕に点滴していてチューブがぷらぷらしてるのでそれだけでも煩わしい

その上、汁物やご飯やおかずごとお箸やスプーン、フォークを使い分けるのは療養中の身としては面倒なのです

入院中はなるべくストレスを軽減したい

その点、先割れスプーンは上記3種の食器の機能を併せ持っていてめちゃくちゃ重宝しました

食事再開時の全がゆやペースト状のおかずはそもそもお箸やフォークでは食べれなかったりします

写真にあるスプーンはカレースプーンほどの大きさなのでもう少し小さめが使いやすいかなと思います

(スプーンがちょっと大きくてデザートが入っているカップからすくい辛かったりしました)

ネットで検索すると色んな種類が出てくるので好みにあったものを選べばいいかと

食後に食器を洗うのも一つだけで楽だしね

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